小児病棟のクリスマス

小児科の病棟のクリスマスの準備は、小児科のスタッフ以外のスタッフも手伝ったりします。私も今年は参加しました。別に職場で暇ってわけでは無いですよ。念のため(笑)
主な作業は、小児科のスタッフの中で係になっている者が行います。私たち手伝いのスタッフは、彼らの指示のとおりに飾り付けをするのです。
この時期、外では家族と幸せいっぱいのクリスマスを過ごすこどもたちがたくさんいるのですが、入院患者のこどもたちには、そうした普通の楽しみが無いのです。
だからと言って、こどもたちがクリスマスを味わうことができないというのは、あんまり残酷というものです。ですので、私たちは毎年できる範囲でクリスマスを盛り上げているのです。
もちろんそれは、小児科の病棟以外でも同じなのですが、やはりここほど気合の入った準備をしている病棟はありません。
準備は、仕事の合間に少しずつ行われるので、いきなり飾り付けが派手になるというわけではありません。でも、そうして時間をかけて少しずつそれらしくなっていく飾り付けを見ると、徐々にクリスマスムードが高まっていくようで、こどもたちもテンションが上がってきているのが分かります。本当に楽しいですね。
手始めは病棟の入り口なのですが、毎年ここの飾り付けは、看護師ではなく保育士の人が行っています。さすがに本職の人です。私たちではとても作ることができないような力作が毎年作られています。
その飾りを設置すると、「クリスマスが来たんだな」と実感することができます。
次に、各病室の子供たちの表札です。主に行われる作業と言えばアクリル絵の具を使っての飾り付けです。スタッフの中には専門技術も身につけている人もいるので、その人が手がけたものはもう作品の粋です。素晴らしい。
サンタクロースや雪だるまなど、ベタなイラストですけど、子供たちは自分の名札にどんなイラストが描かれるのをとても楽しみにしています。
アクリル絵の具は毎年新しい色が登場するので、描くスタッフとしても楽しいものです。問題は絵心なのですが(苦笑)
最後はプレイルームの飾り付けです。こちらは、クリスマス会当日まではそれほど飾り付けはしません。でも、当日すぐに飾り付けができるように飾りだけは先に作っておきます。どんな飾りかは当日までの秘密ですが、この時期スタッフルームやナースステーションの奥でせっせと飾りを作っているスタッフを見かけます。