小児というのは、0歳児から15歳児くらいまでを医学的にはさすといいます。「見た目的に15歳ならもう大人の仲間入りじゃ?」と思うかもしれませんが、まぁ内臓的にはまだ子供という意味合いのようですね。その証拠に栄養ドリンクなどの裏面を見ても15歳未満と16歳以上で服用する量が違うでしょ?
そんな子供とのコミュニケーションは、「子供扱いしない」という事でしょう。「小児科なのに?」と矛盾に感じるかもしれませんが、例えまだ喋れない赤ちゃんでさえも自分の意思はきちんと持っています。
だからこそ泣いて、「お腹が減った」「眠い、抱っこして」「お尻が気持ち悪い」などと表現しているのです。
中には、そんな子供の言葉を理解出来ない親御さんも多くいらっしゃいますね。それは、自分の意思で彼らの思いをねじ曲げてしまっているからなのです。
もちろん、親御さんだってやりたい事は沢山あります。でもよく考えて欲しいんです。
「赤ちゃんにおっぱいをあげるのがそんなに時間がかかりますか?」「抱っこはそんなに嫌なものですか?」
何も親御さんの人生全部を赤ちゃんに渡せというワケではないんです。ほんの少し、携帯やTVから目を背けて赤ちゃんを見て欲しいと思います。抱っこだって「してー」と泣き抱きつかれるのは小さいうち。あっという間に「ウザ」「気持ち悪い」として貰えなくなります(笑)。
子供の望みが分からなくなって当然ではありますが、大体リズムは出来て来るもの。それを壊している場合もあるというのを分かっていただきたいですね。
そして、小児科でそんな親御さん達とも向き合うのが看護師です。子供と親御さんとの間に入り、子供の気持ちの橋渡しをするというのは、とても難しい事です。
子供は小さければ小さいほど、まだ自分の言いたい事をきちんと上手に話す事が出来ません。だからといって「どーせ分からないから」と子供の意思を踏みにじって大人の勝手で進めるのは絶対に止めましょう。大変ではありますが、出来たならきっととても信頼されるようになるでしょうね。
子供扱いしないというのは、言葉遣いも同様です。「○○でちゅねー」など赤ちゃん言葉を使って話しかける事などは子供に対し失礼。子供も一個人として尊重し、向き合う事が大事であるといえるでしょう。 実は子供同士の方が知らない所で「ウチのお母さんはね」と愚痴り合っているかもしれませんよ。
